米粉のパンのメリットは？人気の理由とおすすめ10種をランキング

健康志向の高まりから米粉を主材料とした食品に注目が集まっており、主食に米粉パンを選ぶ人が増えています。

本記事では、米粉の食パンについて選び方や人気10種をくわしく紹介します。

米粉の食パンが気になっていた人はぜひ参考にしてください。

【選び方】米粉の食パンを選ぶ3つのポイント

米粉の食パンの特徴や選び方について紹介します。

米粉の特徴とメリット

米粉は、小麦粉とくらべたときのメリットは以下のとおり。

良質な タンパク質	タンパク質栄養価の指標であるアミノ酸スコアが小麦粉の1.7倍
腹持ちの 良さ	小麦粉と比べて消化がゆるやかで、血糖値の急激な上昇がおさえられる
食感	トーストすると中はモチモチとした食感、外はサクサク

米粉パンのカロリーは、同じ重量の小麦粉パンと比べてほとんど同じ

アレルゲンフリー・グルテンフリーと相性が良い

食パンの主材料として、小麦粉（強力粉）が一般的に使われます。

小麦粉と水が結びつくことでグルテンが生成し、焼成時にパンをふっくらさせます

一方で、米粉は小麦成分やグルテンを含まないため、小麦アレルギーの人やグルテンフリー志向の人に人気です。

ホームベーカリーで簡単に・自分好みの米粉パンを作れる

米粉食パンの材料はとてもシンプル。

ホームベーカリーなら、材料を量り、ボタンひとつで簡単に焼き上げられます。

砂糖や油脂の種類・組み合わせによって、食感や風味も変わります。

自分好み・家族好みのオリジナルレシピをつくるのも楽しい！

米粉の食パンおすすめ比較ランキング

おすすめな米粉の食パンをランキング形式にしてまとめました。

日本ハム「みんなの食卓 米粉パンスライス」

日本ハム「みんなの食卓 米粉パンスライス」は、グルテンフリー・アレルゲンフリーの米粉パン。

食物アレルギーの特定原材料（卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに）を使用しない専用工場で製造され、アレルギーのある方も安心して食べられます。

凍ったまま電子レンジやトースターで調理してよし、室温で自然解凍してもよしの便利な米粉食パンです。

みたけ「玄米食パン」

みたけ「玄米食パン」は玄米粉を主材料に用いた食パン。

玄米粉はこめぬかや胚芽成分をふくむため、米粉よりも栄養豊富。

食物繊維量も多く低糖質なので、よりヘルシーな米粉食パンを探している人におすすめです。

&meal「BREAD KOMEKO」

&meal（アンドミール）「BREAD KOMEKO」は、米粉にオートミールを加えた食パン。

個包装されて届くので、1枚1枚フレッシュな状態で食べられるのもうれしいポイントです。

WAGOME「米粉食パン」

WAGOME「米粉食パン」は、小麦粉パンのようにモチモチした食感が人気。

うす切りにして、ラスクやミニピザ生地の代わりに使うなど、アレンジも自在です。

波里「お米の食パン 玄米」

波里「お米の食パン 玄米」は常温保管タイプの玄米粉食パン。

冷凍保存による味の劣化を避け、米粉食パン本来の味わいを楽しめます。

日本ハム「米粉パン アソートセット」

日本ハム「米粉パン アソートセット」は、米粉のスライス食パン（2パック）とまあるいパン（3パック）の詰め合わせセット。

そのままトースターで焼いて食べられるほか、バンズとしてハンバーガーやサンドイッチにも使えます。

5パックで合計約1,900g（食パンスライス約40枚、まあるいぱん15個）が届くので、家族での大量消費やイベント時におすすめ。

TOMIZ「ミズホチカラ100% パン用米粉」

TOMIZ「ミズホチカラ100% パン用米粉」は、製パン専用に開発された米粉。

九州の肥沃な大地で育ったブランド米「ミズホチカラ」を粉末加工しています。

Bears「玄米粉」

Bears「玄米粉」は、グルテンフリーの国際認証機関であるGFCOから認証を取得した玄米粉。

未精製の玄米を粉粒化しているので、白米米粉とくらべて米ぬかの香り・風味が強めで、色合いもやや濃いめに仕上がります。

味やにおいの好みに合わせて、玄米粉または白米米粉を使い分けよう

波里「お米の粉パン用ミックス粉」

波里「お米の粉パン用ミックス粉」は製パン専用の米粉。

小麦グルテンの代わりに増粘剤のトレハロースを配合し、小麦パンのようにふっくら・さっくりとした食感のパンを焼けます。

ホームベーカリーと組み合わせて、簡単に調理したいときにおすすめ。

ホームメイド「米の粉 お徳用 1kg」

ホームメイド「米の粉 お徳用 1kg」は、グラムあたりの価格が安く、食パンを焼く機会の多い人におすすめ。

製パン以外にも、ケーキや焼き菓子など、小麦粉の代用として使い勝手の良い商品です。

米粉の食パンおすすめ比較一覧表

米粉の食パンのおすすめを一覧表にまとめました。

	みんなの食卓 米粉パンスライス	玄米食パン	BREAD KOMEKO	米粉食パン	お米の食パン 玄米	米粉パン アソートセット	ミズホチカラ100% パン用米粉	玄米粉	お米の粉パン用ミックス粉	米の粉 お徳用 1kg
特徴	特定原材料7種のアレルゲンフリー・グルテンフリー食パン。自然解凍してもおいしい	玄米粉を主材料としており、米粉よりさらに栄養豊富で低糖質	米粉にオートミールを加え、食物繊維が豊富。1枚ごとに個包装	小麦粉パンのようにモチモチした食感。ラスクやミニピザのアレンジにも◎	常温保管できる玄米粉食パン。味の劣化が少なく、玄米粉本来の味わいを楽しめる	大量に使う予定があるときにうれしい、米粉食パンとまあるいパンの詰め合わせ	製パン専用に開発された「ミズホチカラ」の米粉。ふっくら焼きあがる	グルテンフリーの国際認証機関であるGFCOから認証を取得した玄米粉	製パン専用の米粉で、小麦パンのようにふっくら・さっくりとした食感に	グラムあたりの単価が安く、パンや焼き菓子などたくさん米粉を使う人に
種類	冷凍食パン	冷凍食パン	冷凍食パン	冷凍食パン	常温タイプの食パン	冷凍パン	パン用米粉	玄米粉	パン用米粉	米粉
内容量	1斤 （340g、約16枚分）	1斤 （約340g、10～12枚分）	14枚入り （計1.35kg）	1斤 （500g）	1斤 （400g）	食パン：2パック 計約40枚、 まあるいぱん：3パック 計15個	2.5kg	300g × 3袋	500g × 5袋	1袋（1kg）
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米粉の食パンについて、よくある質問

米粉の食パンについてよくある質問に回答します。

米粉パン作りで失敗しないコツは？

米粉パンは、焼成時にふくらみにくいという特徴があります。

￥グルテンを含まないため、発酵時に発生したガスが生地から逃げやすいのが原因

米粉パンづくりで失敗しないための工夫を以下に紹介します。

米粉食パンをふっくら焼くための工夫
• 米粉パン専用の銘柄を使う（ミズホチカラなど）
• 生地にダマができないよう、米粉をあらかじめふるっておく
• 軟水（ミネラルが含まれていない水）を使う
• 冷水ではなく、室温の水またはぬるま湯を使う
• 室温が低い（20度以下）ときは、発酵時間を5～10分延ばす
• ホームベーカリーを使う場合、米粉パン（グルテンフリー）モードを選択する

ホームベーカリーなしで米粉パンの生地を作る方法・レシピは？

米粉パンで生地を手作りするときの代表的なレシピ・方法をまとめました。

米粉パンは炊飯器やフライパンでも作れる？

米粉パンは炊飯器やフライパンでも作れます。

ただし、焼き上がりは炊飯釜やフライパンの形になる点は注意しましょう

米粉パンを炊飯器とフライパンで焼く手順は、以下を参考にしてください。

炊飯器	パン焼きモードがある場合は、パン焼きモードで焼く パン焼きモードがない場合： 　・保温モードにして、生地が2倍程度になるまで発酵させる（30～40分） 　・炊飯ボタンを押して焼く
フライパン	1．フライパンにクッキングペーパーを敷き、生地を入れる 2．フライパンを中火で20秒ほど温め、火を消してふたをする 3．そのまま20分ほど発酵させ、フライパンが冷めたら中火で数秒温めなおす 4．生地が二倍程度になったら、弱火で10分程度焦げ目がつくまで焼く 5．生地をひっくり返して、同様に10分ほど焼く

米粉パンのレシピ本のおすすめは？

米粉専門のコーディネーター・調理講師による「米粉100%のパンとレシピ」がおすすめ。

米粉食パンはもちろん、米粉ベーグルやマフィン、蒸しパンなど計104のレシピを紹介。

作業時間は10分、発酵も1回のみの手軽さで人気です。

米粉の食パン比較ランキングまとめ

本記事では、米粉の食パンのメリットやランキングを紹介しました。

小麦にアレルギーがある人、グルテンフリーを試したい人はぜひ参考にしてみてください。