小麦粉アレルギーだけどパスタが食べたい!
グルテンフリーのパスタって、味はどう?
グルテンフリーのパスタは、どうしても香りや味にクセがあって苦手という人も多いはず。
本記事では、グルテンフリーのパスタについて選び方や人気10種をくわしく紹介します。
クセを気にならずに食べられる商品を中心に紹介するので、グルテンフリーのパスタが気になっていた人はぜひ参考にしてください。
【選び方】グルテンフリーのパスタを選ぶ4つのポイント
まずは、グルテンフリーのパスタの特徴や選び方について紹介します。
グルテンフリーパスタのメリット・効果
グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦に含まれるタンパク質、グルテニンとグリアジン。
グルテンに対する不耐症セリアック病(遺伝性)になると、小腸の粘膜に特徴的な変化を起こし、 吸収不良や病気、感染症、吸収不良が起こることがあります。
グルテンフリーの食材を選ぶことで、食欲を増進させる働きがあるグルテンの摂取を抑えダイエットをしている人にもおすすめです。
グルテンフリー承認マーク付きを選ぶ
グルテンフリーのケーキを探すなら、「グルテンフリー承認マーク」の有無をチェックしましょう。
認証機関のなかでも信頼度が高い「GFCO(Gluten-Free Certification Organization)」は、表示基準を【小麦等1kg当たりのグルテン含有量が10mg(10ppm)以下をクリア】した製品に認証マークをつけています。
グルテンフリー認証機関は他にも多数あり、ほとんどは「小麦等1kg当たりのグルテン含有量が20mg(20ppm)以下」の基準で認証マークをつけています。
原材料で選ぶ(食感・味の違い)
パスタの原材料は、各メーカーによって異なり、おもに豆、とうもろこし粉、玄米、米粉が使われます。
グルテンフリーだと、味の薄さや食感の違いが気になるという人も多いので、下記を参考にして原材料を選ぶのがおすすめです。
米粉・玄米粉 | とうもろこし粉 | 豆 | |
---|---|---|---|
香り | 好みは分かれやすい | 甘め | 好みは分かれやすい |
食感 | モチモチとした食感 | パサつきがある | モチモチとした食感 |
おすすめ | 不足しがちな栄養素を摂りたい人 | 食感が気になる人は、米粉ブレンドのものが◎ | 糖質が気になる人 |
商品 | お米で作ったパスタ | 有機 グルテンフリー スパゲッティ | ゼンブヌードル |
グルテンフリーパスタおすすめランキング
おすすめなグルテンフリーのパスタをランキング形式にしてまとめました。
ZENB「ゼンブヌードル 丸麺」
ZENB「ゼンブヌードル 丸麺」は、100%黄えんどう豆のパスタ。
うす皮までまるごと使い、豆の栄養がまるごととれます。
食物繊維をたっぷり含んだ、低カロリー・低糖質の身体にやさしい麺です。
定期購入プランもあるので、継続しやすい!
黄えんどう豆
ZENBヌードルについて、実食レビューをしているのでこちらの記事も参考にしてください。
ZENB「ゼンブヌードル 細麺」
上記の丸麺よりも細く、アジアン麺としても活用できるのが「ゼンブヌードル 細麺」。
焼きそばやそうめん、まぜ麺のアレンジと相性がいいので、日々の献立の幅が広がります。
さらに、丸麺に比べて早ゆでタイプ(ゆで時間4分)なので、調理の時短をしたい人にもおすすめ!
黄えんどう豆
ALCE NERO(アルチェネロ) 「有機 グルテンフリー スパゲッティ」
ALCE NERO(アルチェネロ) 「有機 グルテンフリー スパゲッティ」は、イタリアで有機栽培したとうもろこしと米のみが原料。
1970年代にイタリアで誕生したアルチェネロは、安全性・品質・味にこだわったオーガニック食材のブランドです。
穀物の甘さがほんのり感じる、もちっとした食感で食べやすいです。
有機とうもろこし粉、有機米粉
ラ・モリサーナ 「グルテンフリーパスタ 1.9mm」
ラ・モリサーナ 「グルテンフリーパスタ 1.9mm」は、直径1.9mmのコシのあるロングパスタ。
グルテンフリーのパスタはぬめりが出やすいですが、こちらは気になりません。
グルテンフリー特有の味わいがあるので、濃いめのトマトソースなどとからめると相性がいいです。
とうもろこし、玄米、米、タピオカでん粉、キヌア、乳化剤
天長食品工業「お米で作ったパスタ」
天長食品工業「お米で作ったパスタ」は、小麦の麺に比べてのびにく、もちもちした食感がたのしめます。
100gの結束タイプなので計量も不要。
パスタソースよりも、ラーメンとして食べると味や香りが気にならずに食べられます。
米
PERFECTEARTH「グルテンフリーライスパスタ」
PERFECTEARTH「グルテンフリーライスパスタ」は、タイのジャスミンライスを使用し、日本米の米粉よりも低GI(GI51)を実現。
平打ち麺なのでミートソースから魚介まで、どのようなパスタソースとも絡みやすいです。
小麦粉のパスタと変わらず美味しいという口コミ・評判も多く上がっていた一品です。
精米(ジャスミンライス)
酒肴の蔵66「米粉パスタ」
酒肴の蔵66「米粉パスタ」は、宮城県丸森町産コシヒカリを100%使用。
麺をほぐしならが熱湯で3分と、ゆで時間も早く調理が苦手な人にもおすすめです。
胃もたれしないさっぱりめの味なので、カルボナーラやボロネーゼなどのクリーム系のソースと相性抜群ですよ。
コシヒカリ 100% 米粉
レ・ヴェネチアーネ 「グルテンフリー スパゲッティ」
レ・ヴェネチアーネ 「グルテンフリー スパゲッティ」は、イタリアで管理栽培されたとうもろこし(遺伝子組み換えでない)100%。
製品を手掛けるMolino Di Ferro社は、グルテンフリー専門メーカーなのでセリアック病や小麦アレルギーの方に多く選ばれています。
安心さで選ぶならレ・ヴェネチアーネのパスタが間違いありません。
とうもろこし粉、乳化剤
ハーモニーライフ「モロヘイヤライスパスタ」
ハーモニーライフ「モロヘイヤライスパスタ」は、モロヘイヤの香り高いライスパスタです。
ゆで時間が3分と短く、パスタソースだけではなくビーフンなどのアジアン麺としてもアレンジできます。
玄米、モロヘイヤ(タイ産)
レ・ヴェネチアーネ 「グルテンフリー ペンネリガーテ」
レ・ヴェネチアーネ 「グルテンフリー ペンネリガーテ」は、さきほど紹介した「グルテンフリー スパゲッティ」と同じくMolino Di Ferro社製。
味は好みにもよるものの、癖が少なく違和感を感じずに食べられます。
パスタ同士がくっつきやすいので、ゆでる時はオリーブオイルを鍋に垂らすと軽減されますよ。
とうもろこし粉、乳化剤(植物由来)
グルテンフリーのパスタおすすめ比較一覧表
グルテンフリーのパスタおすすめを一覧表にまとめました。
ゼンブヌードル 丸麺 | ゼンブヌードル 細麺 | 有機 グルテンフリー スパゲッティ | グルテンフリーパスタ 1.9mm | お米で作ったパスタ | グルテンフリーライスパスタ | 米粉パスタ | グルテンフリー スパゲッティ | モロヘイヤライスパスタ | グルテンフリー ペンネリガーテ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 食物繊維をたっぷり含んだ、低カロリー・低糖質の身体にやさしい麺 | 丸麺に比べて早ゆでタイプ(ゆで時間4分)なので、調理の時短をしたい人におすすめ | イタリアで有機栽培したとうもろこしと米のみが原料 | グルテンフリーのパスタはぬめりが出やすいですが、こちらは気にならない | 小麦の麺に比べてのびにく、もちもちした食感がたのしめる | タイのジャスミンライスを使用し、日本米の米粉よりも低GIを実現 | 胃もたれしないさっぱりめの味なので、クリーム系のソースと相性抜群 | Molino Di Ferro社は、グルテンフリー専門メーカー | ゆで時間が3分と短く、パスタソースだけではなくビーフンなどのアジアン麺としても | 味は好みにもよるものの、癖が少なく違和感を感じずに食べられる |
原材料 | 黄えんどう豆 | 黄えんどう豆 | 有機とうもろこし粉、有機米粉 | とうもろこし、玄米、米、タピオカでん粉、キヌア、乳化剤 | 米 | 精米 | コシヒカリ 100% 米粉 | とうもろこし粉、乳化剤 | 玄米、モロヘイヤ(タイ産) | とうもろこし粉、乳化剤(植物由来) |
内容量 | 320g | 320g | 250g | 400g | 400g | 225g | 800g | 250g | 250g | 250g |
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グルテンフリーのパスタについて、よくある質問
グルテンフリーのパスタのよくある質問について回答します。
成城石井や業務スーパーでも買える?
Amazonや楽天市場なら検索してすぐ見つかるグルテンフリーのパスタですが、実店舗で買いたい人も多いはず。
成城石井や業務スーパーでも取り扱いがあります。
イタリア産の本格パスタ〜国産品まで幅広く取り扱いがあるので、パスタコーナーを覗いてみましょう。
欧風パスタだけでななく、タイビーフンなどアジア料理に活用できる麺も豊富です。
グルテンフリーパスタのおいしい食べ方が知りたい
グルテンフリーだとどうしてもまずいから食べにくいという声も多いです。
麺を茹でるときは、箸でかき混ぜず短めのゆで時間にするとべとつかず滑りなく食べられます。
豆や玄米の独特な味が苦手な人は、濃いめのアレンジがおすすめ。
電子レンジでもパスタを茹でられる?
ほとんどのグルテンフリーパスタは、電子レンジのパスタ調理器対応です。
フタやラップをすると吹きこぼれるので不要。
通常のパスタと違い、ぬめりが出やすいので、ザルに上げたらぬるま湯で表面のぬめりを落としましょう。
加熱時、香りが出やすいので気になる人は鍋調理がおすすめ
ゆで時間を短縮させる方法はある?
米粉のパスタの場合、パスタ全体が浸かる位のお水にひと晩ほど冷蔵庫内で漬け置きしましょう。
すると、沸騰したお湯3分ほどでゆで上がります。
調理の時短をしたい人はぜひ試してみてください。
グルテンフリーのパスタ比較ランキングまとめ
本記事では、グルテンフリーのパスタについてメリットやランキングを紹介しました。
- 食欲を増進させる働きがあるグルテンの摂取を抑える
- グルテンフリー承認マーク付きを選ぶ
- 電子レンジ用パスタ調理器も使える
- 味と香りが気になる人は、トマト系やクリーム系など濃厚なソースと絡めるのがおすすめ
小麦にアレルギーがあったり、ダイエットの手助けにグルテンフリーのパスタをぜひ試してみてくださいね。