食生活にグルテンフリーを取り入れてみたい!
グルテンフリークッキーはどんな材料からできているの?
グルテンフリークッキーは、食生活改善のひとつとして気軽に始められます。
本記事では、グルテンフリークッキーについて選び方や人気10種をくわしく紹介します。
グルテンフリークッキーが気になっていた人はぜひ参考にしてください。
グルテンフリークッキーを選ぶ3つのポイント
グルテンフリークッキーの特徴や選び方について紹介します。
グルテンフリークッキーのメリット
グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦などの穀物にふくまれるタンパク質の一種。
小麦粉クッキーではグルテンが少ないほどサクサクに、多いほど固め・しっかりめの歯ごたえに!
グルテンは小腸へ悪影響を及ぼす可能性が指摘されており、自己免疫疾患のセリアック病やグルテンを消化しにくいことで不調が現れるグルテン不耐症が知られています。
グルテンフリークッキーの選び方
グルテンフリーを示す認証マークとして、GFCP(グルテンフリー認証プログラム)があります。
GFCPとは、アメリカの認証団体であるGFCO(Gluten Free Certification Organization)が定めたグルテンフリーに関する厳格な基準のこと。
数あるグルテンフリーの基準のなかで、もっとも厳しい「小麦等1kgあたりのグルテン含有量が10mg(10ppm)以下」という基準を設けています。
クッキー生地の材料から選ぶ
グルテンフリークッキーでは次のような原料が主に使われます。
米粉 | 小麦よりもサクッと軽い食感が特徴 カロリーや糖質は小麦粉と同程度 |
おから | 大豆由来でタンパク質たっぷり 低糖質・低カロリーで満腹感を得やすい |
オートミール | ザクザクとした食感 小麦粉より豊富な食物繊維、低カロリーで血糖値の上昇も緩やか |
コーンフラワー (トウモロコシ粉) | 小麦粉よりほろほろとした食感 カロリーや糖質は小麦粉と同程度 |
「ダイエット目的でカロリーや糖質をおさえたい」「グルテンフリーを達成しつつ栄養を強化したい」など、目的に応じて材料を選ぶと良いでしょう。
グルテンフリークッキーのおすすめランキング
おすすめなグルテンフリークッキーをランキング形式にしてまとめました。
天然生活「米粉とてんさい糖の豆乳おからクッキー」
天然生活「米粉とてんさい糖の豆乳おからクッキー」は、きなこ風味の素朴なおからクッキー。
おからは食物繊維が豊富で、水分といっしょに食べるとふくらむ性質があるので、少量でも満腹感が得られます。
固めの食感で、食べごたえあり!
わずか6種類の原材料からつくられる、シンプルかつ体にやさしいクッキーです。
おから、豆乳、米粉、なたね油、てんさい糖、きなこ
信州いいものラボ「100%オートミールクッキー」
信州いいものラボ「100%オートミールクッキー」は、オートミール粉とオートミール粒だけで作ったクッキー。
やさしい甘さが特徴のオリゴ糖をたっぷり含んだ北海道産のてんさい糖を使用。
ヴィーガン認証取得のマーガリンを使用しており、菜食主義者にも対応したクッキーです。
オーツ麦、豆乳、食用植物油脂、てんさい糖、酵母エキス、濃縮グレープフルーツ、食塩など
オーサワジャパン「米粉クッキー(かぼちゃ)」
オーサワジャパン「米粉クッキー(かぼちゃ)」は、かぼちゃの風味がほんのりと広がる米粉クッキー。
原材料には、北海道産のかぼちゃ粉末やてんさい糖蜜、石川産の米粉を使用。
しっとり感のあるクッキーで噛みごたえあり!
かぼちゃ味のほか、よもぎ味やベリー味もラインナップ。
米粉、なたね油、アーモンドパウダー、てんさい含蜜糖、有機アガベシロップ、かぼちゃ粉末、食塩など
FruOats「オートミール×おからのグルテンフリークッキー」
FruOats(フルオーツ)「オートミール×おからのグルテンフリークッキー」は、低糖質で食物繊維がたっぷり。
一般的なクッキーとくらべて、糖質は約50%オフ。
1パックで1日に必要な食物繊維の半分を摂取できます!
ドライフルーツの自然な甘みがあるので、朝ごはんとして牛乳や豆乳にひたしたり、ヨーグルトにトッピングするのもおすすめです。
水溶性食物繊維、おからパウダー、さとうきび、米油、オートミール、アマニ、チアシードなど
Quest Nutrition「プロテインクッキー」
Quest Nutrition(クエスト ニュートリション)「プロテインクッキー」は、タンパク質を強化したグルテンフリークッキー。
クッキー1枚で、たまご2個相当のタンパク質(15g)を摂取可能!
1枚あたりのカロリーは約250kcalと高めなので、運動時・運動前後のカロリーおよびタンパク質の補食として活用するのがおすすめ。
プロテインブレンド、バタークリーム、水溶性コーンファイバー、無糖チョコレート、パーム油、カルシウムカゼイン、ココアバター、ひまわりレシチン、塩、ピーナッツなど
My Honey「ハニーショコラサンド リープ」
My Honey「ハニーショコラサンド リープ」は、生地にタピオカ粉を使用したグルテンフリークッキー。
生はちみつとカカオだけで作られたフィリングが口いっぱいに広がります
グルテンフリーのほか、4つのフリー(不使用)を達成。
- 砂糖不使用
- 乳製品不使用
- 卵不使用
- 化学物質不使用
機械による大量生産ではなく、一つひとつ丁寧なハンドメイドクッキーです。
タピオカ粉、はちみつ、米油、アーモンドパウダー、カカオパウダー、カカオバター、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツペースト、食塩
朝ごはんラボ「米粉屋さんのグルフリクッキー」
朝ごはんラボ「米粉屋さんのグルフリクッキー」は、米粉専門菓子店のパティシエ手作りのグルテンフリークッキー。
富山県産のこだわり米粉を100%使用し、グルテンフリー生活をサポート。
軽い食感とバターのうまみ、個性豊かな4種(プレーン、チーズ、抹茶、コーヒー)の味わいを楽しめます。
米粉、アーモンドパウダー、きび砂糖、豆乳、玄米粉、食塩、ふくらし粉、くるみ、ねりごま、米油など
ベイク・ド・ナチュレ「豆乳おからクッキー」
ベイク・ド・ナチュレ「豆乳おからクッキー」は、おやつにぴったりのグルテンフリークッキー。
遺伝子組み換えでない丸大豆を原料に、国内で製造されたおからパウダーを使用。
飽きのこない味で、甘いもの好きな人にも満足度の高いクッキーです。
フレーバーは5種類(プレーン、シナモン、かぼちゃ、ごま、ココア)
2枚1組に個包装されており、職場や外出時、ギフト用など幅広く使えます。
おから、片栗粉、たまご、砂糖、豆乳粉、甘酒、ココアパウダー、シナモンパウダー、ごま、かぼちゃの種、ココナッツオイル、ベーキングパウダーなど
天然生活「オートミールとデーツのヴィーガンクッキー」
天然生活「オートミールとデーツのヴィーガンクッキー」は、動物食品を使用していないグルテンフリークッキー。
オートミールやデーツ、チアシードなど、植物由来の原料のみでつくられています。
甘さ控えめでザクザクとした食感を楽しめる!
鉄分や食物繊維を豊富にふくむ、具だくさんのクッキーです。
オートミール、ビーツ、デーツ、アマニ、チアシード、グラニュー糖、てん菜糖、いちじく、アーモンドプードル、豆乳など
北陸製菓「小さなグルテンフリー米蜜ビスケット」
北陸製菓「小さなグルテンフリー米蜜ビスケット」は、発酵食のコクや旨みを活かしたビスケット。
米こうじを発酵させてつくられる天然の甘味料である米蜜(こめみつ)をふんだんに使用。
チャック付きスタンドパックなので持ち運びにも便利
膨張剤や乳化剤、香料は無添加で、安心して食べられます。
コーンフラワー、ショートニング、てんさい、コーンスターチ、大豆粉、乾燥おから、ココナッツクリーム、でんぷん、粉末豆乳など
グルテンフリークッキー比較一覧表
グルテンフリークッキーのおすすめを一覧表にまとめました。
米粉とてんさい糖の豆乳おからクッキー | 100%オートミールクッキー | 米粉クッキー(かぼちゃ) | オートミール×おからのグルテンフリークッキー | プロテインクッキー | ハニーショコラサンド リープ | 米粉屋さんのグルフリクッキー | 豆乳おからクッキー | オートミールとデーツのヴィーガンクッキー | 小さなグルテンフリー米蜜ビスケット | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 食物繊維たっぶりのおからをふんだんに使用。満腹感◎ | オートミール100%の生地でつくられた、ヴィーガンにも対応のクッキー | 米粉ベースのしっとり系クッキー。ひかえめなかぼちゃの味わい | 低糖質&高食物繊維のオートミールクッキー。ドライフルーツの自然な甘み | タンパク質を強化した、運動時・運動前後におすすめのグルテンフリークッキー | 生地にタピオカ粉を使用したココアクッキー。生はちみつとカカオのフィリング入り | 米粉専門菓子店のパティシエ手作り。富山県産のこだわり米粉100%使用 | 満腹感を得やすいおからベースのクッキー。2枚ごとの個包装で利便性良し | デーツやチアシード、イチジクなど具だくさんのグルテンフリー&ヴィーガンクッキー | 米こうじからつくられる米蜜のコクや旨みを活かしたビスケット |
生地の主な原料 | 米粉、おから、てんさい糖 | オートミール、てんさい糖 | 米粉、てんさい含蜜糖 | オートミール、さとうきび | バタークリーム、コーンファイバー | タピオカ粉、はちみつ | 米粉、きび砂糖 | おから、片栗粉、グラニュー糖 | オートミール、てんさい糖 | コーンフラワー、てんさい糖、米蜜 |
内容量 | 486g | 250g×2袋 | 60g | 30枚(5種×6枚) | 1袋あたり1枚 | 1箱5枚入り | 8袋(1袋約33g) | 1kg(約130枚) | 10枚 | 70g×6袋 |
カロリー | 100gあたり502kcal | 100gあたり414kcal | 1袋60gあたり305kcal | 100gあたり365kcal | 1枚250kcal | 1枚あたり118kcal | 1袋あたり174~187kcal | 1枚あたり37kcal | 1枚あたり63.7kcal | 1袋70gあたり339kcal |
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グルテンフリークッキーについて、よくある質問
グルテンフリークッキーについてよくある質問に回答します。
カロリーが低く、ダイエットに向いているグルテンフリークッキーは?
グルテンフリークッキーの各材料100gあたりのカロリー、タンパク質および食物繊維量は以下のとおり。
材料の種類 | カロリー | タンパク質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|
米粉 | 356kcal | 6.0g | 0.6g |
おから(乾燥) | 333kcal | 23.1g | 43.6g |
オートミール | 350kcal | 13.7g | 9.4g |
コーンフラワー (トウモロコシ粉) | 347kcal | 6.6g | 1.7g |
小麦粉(薄力粉) | 349kcal | 8.3g | 2.5g |
データ引用:日本食品標準成分表2020年版
- カロリーはどの材料もおおむね同程度
- タンパク質や食物繊維がもっとも豊富なのはおから、次いで、オートミール
- 米粉やコーンフラワーの栄養成分は、小麦粉と同程度
食物繊維が多いほど満腹感を得やすいことから、おからやオートミールは少量で栄養もお腹も満たせるダイエット向きといえます。
グルテンフリークッキーはどこで買える?
本記事で紹介したグルテンフリークッキー10種は、すべてAmazonや楽天で購入可能です。
そのほかにも、成城石井やカルディのオンラインショップで一部取り扱いがあります。
なお、グルテンフリークッキーの材料はスーパー・コンビニでも入手できるので、自家製クッキーに挑戦するのもよいでしょう。
米粉、玄米粉、大豆粉、おから、オートミールなど
自家製なら、材料もトッピングも自分好みにカスタマイズできるね!
実店舗でグルテンフリークッキーを買うならどこ?
グルテンフリークッキーは、洋菓子店やカフェ、レストランでも取り扱われています。
下記の地図にグルテンフリークッキーを扱う店舗・飲食店を表示しているので、参考にしてみてください。
オンライン通販に対応している店舗もあるので要チェック!
グルテンフリークッキー比較ランキングまとめ
本記事では、グルテンフリークッキーについてメリットやランキングを紹介しました。
- クッキーの主材料である小麦粉を、米粉やおからと置きかえ
- 食物繊維が多いほど、満腹感を得やすい
- ヴィーガン対応のクッキーも多数取り扱いあり
- 自家製なら、自分好みの粉と具材を組み合わせられる
グルテンフリークッキーを試してみたいときに、ぜひ本記事を参考にしてください。